生命保険は目的を持って加入しましょう
生命保険は、どなたにでも馴染みのある金融商品ですので、どちら様も何らかの契約には加入されているものとお見受け致します。
ただ、意外に多くの方は、進められるままに契約し、生命保険のメリットを活かし切れていないのではないかと考えましたので、今回問題提起をさせて頂くこととしました。
生命保険契約の機能・目的と3要素
生命保険には様々な有用な機能・目的があります。
相続関連でいうと、保険金で納税資金準備ができる、相続人の生活保障に資する、といったことが主な機能となります。
生命保険契約の3要素とは、契約者、被保険者、受取人ですが、被保険者と受取人について、目的に合ったかたちで契約しないと、せっかくの生命保険の機能を活用できなくなります。
以下、ご説明をします。
被保険者、受取人を誰にするか、留意しましょう
納税資金や生活保障資金として、どなたかに保険金を遺したい場合、あなた様が契約者であれば、被保険者を、あなた様に、受取人を、保険金を渡したい方にする必要があります。
先に触れました生命保険の機能・目的を理解しないまま、被保険者をあなた様以外の方にしてしまわない様、十分留意致しましょう。
保険契約を見直しましょう
あなた様がご高齢の親御様の相続対策をご検討中である場合には、親御様が既に加入されている生命保険契約を早急に見直されることをお勧めします。
現在の契約内容が、生命保険の機能・目的に合致していない場合には、契約内容を変更する必要があります。
ここでも、以前触れました認知症の問題が関連します。認知症の方は、ご自身のみでは生命保険の変更契約はできませんので、必要な方は、お早目の対応を。
生命保険は、うまく利用すれば、まとまった資金を得ることができ、大変有用な金融商品です。
メリットを確実に享受するために、適切な契約内容とする様留意して頂きたいと存じます。
今回も、最後までお付き合い頂きまして、ありがとうございました。
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